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先日、ある機会がありまして…『日韓併合』について深く学び始めました。その過程で以前から読みたいと考えていた本を入手出来たので、早速読んでいます。中野正剛先生の『我が観たる満鮮』なのですが…これは大正二年、満州と朝鮮半島視察旅行の模様を記したものです。案内も付けず、色々な場所を見て回り目にした総督政治の建前に隠された実際を記録した貴重な文献だと思いました。

物事には『原因』『過程』があってこその『結果』であり、『原因』『過程』を知らずして『結果』だけを見て糾弾した所で反発を招くだけであり、『原因』と『過程』をきちんと認識した上で何をすべきかよく考え、現状を改善していく努力が必要だと思います。

ここまでつらつら書いて参りましたが…かなり政治的な発言が多く、趣旨と外れているように思いますので…次回からは興味ある人物について触れていこうと考えています。


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一昨日書いた文章が固い、と言われた甘木です。未だに慣れませんので…おいおい是正していきます。読みにくいかと思いますが、ご寛恕戴けたら幸いです。

僕が東アジアの近代史に興味を持つようになったのは…ある人物を知った事でした。中野正剛先生です。元々は東京裁判に於ける争点の一つである…太平洋戦争時の政治体制の問題点を色々調べていました。その時に東條内閣打倒工作に挺身していた先生の存在を知った訳です。そこで評伝や著書を次々に手に入れて読み漁りました。同時に先生が影響を受けたと思われる玄洋社、先人たちの知られざる偉業を認識し…瞠目して現在に至ります。

昨今、某隣国のマナー欠如を揶揄する声が大きく、またネットにおいてもその反日教育について大いに批判が高まりつつあります。ですが…その原因についてもう少しよく考えてみる事が必要なのではないかと思います。中野正剛先生は『満鮮の鏡』の中で日本と縁の深い革命家、孫文の言葉を引きこう書きました。

「『支那人の排日は日本人が伝授したのだ。最初、日清日露両戦役の後に、支那人は日本人を怖い者と思った。日本から強請せらるるままに、大概の要求は容れてしまった。しかし静かに見ていると、極東の優秀権を把握したと称する日本が、いつも英米に対しては意気地がない。支那には無理を言うが、英米に対しては正義すら主張し得ない…中略…かくの如き勢いを作った者は日本人自らである。排日の発端は日本人から始まったのだ』孫君も時々調子外れの事を言うが、この一言は確かに正鵠を得ている 。」

と。我々に今必要なのは彼の国に対する罵詈雑言ではなく、また闇雲な謝罪でもなく…正確な歴史を知ることと功罪をしっかり認識し、道を正し自らが無意識な事大主義から脱し…正道を辿ることではないか、と考えています。

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